人が集う玄関土間のある数奇屋建築


始めから平屋にしようとお考えだったのですか。


そうなんです。家を建てる時に「絶対木の家!」「絶対平屋!」とそれだけは決めていたんですね。住みやすそうだし落ち着くだろうなと感じていました。



では「木の家」「平屋」に絞って探されたのですね。


最初は住宅展示場を廻ってハウスメーカーで「木の家で平屋」という要望を出したのです。するといろんな会社が「うちでもできます」と言ってくださり期待していると途中から何か違ってきたんですね。



というと


「ある程度の規格の中から選ばないといけなかったり要望を言っても理解しておらず、聞いたらやった経験がなくて知識がなかったりで…。



「木の家」「平屋」だったら他にも工務店がありますよね。


そうですね。最近はたくさんあります。私たちも実際に見学会や営業の方に話を聞いたりしました。
でもなんか違うんですよね。「和風テイスト」だったり「梁をみせたらいい」みたいな感じで少し違和感がありました。



どうしてもなんば建築工房に決めたのですか。


やっぱり施工事例を見た時ですね。
「しっかりと職人さんの技術が活かされた家だなあ」という感じでそれは素人の私たちがみてもすぐにわかりました。

数奇屋風の家もたくさんやっていて「仕事が違う」と感じました。
歴史感を感じましたね。



住み心地はいかがですか。


いいですよ。私たちは土間のある玄関を中心にこの字型に寝室やリビングをレイアウトしているんですが、どこにいてもみんなの気配がわかるし開放的です。
縁側で遊んでいたら近所の方が来られて土間で世間話に花が咲く…。
昔の日本の家ならどこでもあったような風景ですよね。このあたりの環境もいいし子供をのびのび育てるにも最高だと思っています。